2006年12月02日

柔よく剛を制す

以前のエントリで、マーケティングの法則の一つである「アイドマ(AIDMA)の法則」についてチラッと書いたが、今日は「ランチェスターの法則」について、またチョットだけ触れてみる。
別に自分がマーケティングに詳しいとか専門分野だとかという訳ではなく、「○○の法則」みたいなものが自分のアンテナに引っかかっただけのことである。言ってみれば”本屋で立ち読み”をしているようなものである。

「ランチェスターの法則」とはイギリスのエンジニア、F・W・ランチェスターが、第一次大戦における飛行機の損害状況を調べて得た法則で【同じ武器を使用する = 兵力数によって勝敗が決まる】というものである。
第二次世界大戦では米国で実践され、戦後はマーケティング戦略などに応用され、勝つための論理として活用されている。
戦いにおいては強者と弱者が存在する場合が多いが、「ランチェスターの法則」では、その”それぞれの戦い方”について触れられている。ようするに強者には強者の、弱者には弱者の戦い方があり、その戦略如何によっては弱者が強者を負かすことも有り得るということなのだ。

その戦略について述べていくと長くなので、これをマーケティング戦略に当てはめて簡単に言うと、
『弱者の戦略』…差別化を重視(ライバル不在の市場で戦う)
『強者の戦略』…ミート作戦を重視(差別化戦略に即座に追随する)
ということのようだ。
弱者は小回り良くゲリラ戦を挑み、ニッチ市場で局地的に勝ちにいき、強者は相手の動きを分析し、有利な広域戦に持ち込んで数を頼りに大きく戦うというイメージであろうか。

この法則はマーケティングの戦略以外にも活用できる場面が色々とありそうだが、それを活用したくなる場面というのは、自らが弱者であると認め、それを打破しようとする状況にあることが多いと思われる。つまり、基本的には弱者がどのようにして強者に向かっていくかという理論なのである。
そしてそのキーワードは「差別化」である。
要するに差別化戦略を実行できるだけの「総合力」をつけないと、弱者はいつまでも弱者でいなければならないということである。
では、その「総合力」とは何か。それは「人」であり「環境」ではなかろうか。「環境」というのは「人」を活かすためのファクターとしてのそれである。

「人は城 人は石垣 人は掘…」と戦国武将の武田信玄は言ったというが、まさにその通りだと思う。
何であれ、組織は人で構成され、人によって動かされるものなのだから。


●「城」にはなれそうもないが「石垣」くらいにはなれそうな「かびごん」でした。
 何せデカくて重いですから・・・
posted by かびごん at 21:28| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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